場所: Taipei, Taiwan の日記一覧 (2件)
2024年12月7日: 故宮博物院/迪化街散策/台湾旅行3日目
Hub Hotelでは朝食なしのプラン (サービスでパンとかはありそうだったが) なので、朝はホテル近くの「佳佳豆漿」で豆漿をいただく。優しい味で美味しい。油絛を単品で頼んだが、豆漿に最初から入っていたので多くなってしまったのはやや失敗。 朝食後は昨日素通りした雙連朝市を見て回る。特に何も買わなかったが、ナッツの屋台で菱角 (バッファローナッツ) の試食をいただき、ホクホクしてなかなか美味しかった。 MRTで士林駅、バスで9時の開館に合わせ故宮博物院まで。有名な展示物のうち「翠玉白菜」はヴァンクリとコラボした特別展にあるということで、まずはそちらへ。なかなか混んでいたが、出た後に入口を見たらさらに混んでいたので、朝一で行って正解だった。 「肉形石」は嘉義の南院にあるということだったので諦めて、「毛公鼎」などを見つつ全体を見て回った。ツアー客も多くなかなか混んでいる。みんぱくほどではないがかなりの展示数で、1フロア1時間強とサクサク回っただけでもかなり疲れた。 観覧後は庭園をすこし散歩してから、バスで帰途へ。日本にいても迷うところだが、どのバスに乗るべきかを見極めるのがなかなか難しい。 小腹が空いたので士林駅近くの「楊家胡椒餅」で、胡椒餅をテイクアウトして公園でいただく。標準的な胡椒餅とは若干違うという口コミもあったが、胡椒のきいた餡が美味しい。公園近くはローカルエリアでいろいろとお店もあり気になる、時間があったらこういうところに飛び込んでみるのも楽しそうだ。 --- 夕方は雙連駅まで戻って寧夏夜市のあたりを通り、評判のいい茶屋「Wangtea Lab」さんへ。高山烏龍茶とプリンのセットをいただく。烏龍茶にもすっきりしたものから紅茶に近いもの、炭酸入りやビールまでいろいろあり面白い。高山烏龍茶含め何種類かはティーバッグも売っていたので、お土産に買って帰る。 さらに歩いて迪化街の方へ。すこし路地に入ったところでBUWUというお店を見つけて、ここがかなり好みのラインナップでよかった。カラフル側の布製品が多くどれも気に入ったが、今回は巾着ポーチを購入。また訪れたいところだ。 そのまま迪化街を北上する。このあたりは観光客店の向けも多いが、街並みがまた違った感じで楽しい。日も暮れていい雰囲気の中、閉まってしまうお店も多いのでやや駆け足で全体を見て回る。ここでは特に何も買わず。 迪化街を出て、途中カルフールでお土産を買いつつホテルに戻る。ホテル近くの果物屋で赤いドラゴンフルーツを見つけ、カットしてもらえるということだったのでホテルでいただいた。さっぱり甘くて美味しい。 --- 夕食はお店に入ってもよかったが決め手に欠けるので、また雙城街夜市へ。小籠包を食べたかったがお店がお休みだったので、昨日とは違う屋台でニラ水餃子と炸醤麺をいただく。昨日のかなりパンチがある味に対してこちらはマイルドで、どちらも美味しい。 また、気になっていた「快樂QQ球」も買ってみた。おそらく芋圓を揚げたものだとは思うが、中の空気を膨らませることで面白い食感になっている。ワンオペ屋台でやや待ち列に並んでから、プレーン味を選択。2色入りで可愛い。
2024年12月6日: 台北へ戻る/台北101/雙城街夜市/台湾旅行2日目
九份の朝。宿の朝食がすこし遅めの設定だったので、その前に街を散策する。亜熱帯の国だが、季節もあり朝は山の空気が冷たく清々しい。 朝食はまた共有スペースで。中華圏らしくお粥があり嬉しい。茶色い粉は肉鬆という肉でできた田麩のようなもので、炒っているからかきな粉のような味がする。すごく好みではないが、香ばしい香りが面白い。 モロッコ旅行のときもシャウエンを訪れたが、初めて山間のベタな観光地に1泊するのもなかなか面白かった。やや移動は大変だが、半日の滞在で一通り楽しめて満足感が高いのもいいところだ。 チェックアウトして台北へ戻る。直通のバスもあるようだが、行きと同じく瑞芳の駅から台鉄で。 今日の宿はHub Hotelという (おそらく) ビジネスホテルチェーンの中山館。まだチェックインはできないので荷物だけ預けて、食事に繰り出す。 まずホテル近くの「黄記魯肉飯」へ。ちょうどランチタイムで、地元の人も含め賑わっている。整理券スタイルだが観光客であることがわかったのか、番号を読み上げるだけでなく近くまで呼びに来てくれ、親切でありがたい。 魯肉飯は小さいサイズを頼んだら本当に小さかったので、そのまますこし歩いて「榕美樹館」という豆花店へ。こちらは今時のモダンな内装で、やや高め (それでも90元) だが非常に美味しかった。 今回は一番人気のセットにしたが、トッピングもいろいろありまた別のも試してみたいところ。 --- MRT淡水信義線に乗って、本日の目的地である台北101へ。下の商業フロアも高級ブランドが多く、展望台は600元と観光地価格だった。89階からの眺めは圧巻で、台北市街や周辺の山地を見渡せる。平地が狭くて、先々週に訪れた長崎の街とも近いものがある。 展望台はなぜか大谷翔平を推していて、目玉のTuned Mass Damperにも大谷の映像が映し出されている... ロビーには日本の観光地によくあるアイスクリーム屋クレミアがあり、台湾限定のストロベリー味があったので買ってしまった。安定して美味しい、「冰淇淋の神 北海道」の表記が面白い。 商業エリアを軽く見た後は、またMRTに乗って国立中正記念堂へ。中正というのは蒋介石の本名のようだ。非常に大きな建物で迫力がある。 そのまま徒歩でホテルを目指す。MRTの3〜4駅分くらいあるが、行政エリアや台北駅周辺の繁華街を横目に見ながら散歩を楽しんだ。 道路にはバイクが非常に多い。手ブレ補正のおかげで1/4秒くらいはいけるので、簡易的な光跡撮影もできて面白い。 --- 宿にチェックインして一息ついた後、夕食は黄記魯肉飯近くの「雙城街夜市」へ。有名な士林夜市などとは違ってコンパクトにまとまっているようだが、地元民の人気も高そうで、全体を見た上で好みのお店を選べるのはいいところだ。 評判のよさそうな屋台でニラ水餃子と牛肉麺をいただいた後、夜市を出て「連城臭豆腐」というローカル屋台へ。気まぐれな店員がやっているということでやや躊躇したが、意外と親切で、味も非常に美味しい。揚げ豆腐に辛いタレと白菜の漬物が添えられているスタイルで、台湾など南部ではこれが主流なようだ。写真は暗いのでイマイチ。 デザートにエッグタルトを買って宿に戻る。